ガキは英雄に憧れるもんだ!! だからオレは迷わねーで突っ走れる!
-NARUTO 594話 ナルトのセリフ-
この記事の目的
中学校、高校 to the 現在までよく少年漫画を読みます。
その影響でマンガ感覚で歴史を見てみるとこれまたマンガみたいなスゲェ人物が実在していたということを知りました。
今回の企画では僕らと同じ地球上にマジで住んでいた人物たちをササッと説明していきます。
これを読むだけでマンガを読む感じで歴史をササッとうる覚えすることができます。成功者ほど歴史に詳しかったり、そこから学んでいる人が多いので参考にしてみてください。
結構ざっくりと面白半分で書いていくのでわからないところとかは個人的に調べて、生き方の指針にしてみるといいでしょう!
第一回テーマ:海賊メインワーリング
『やりたいことが多くありすぎて〜』とか『将来どうしようかわからない〜』とか悩んでいるそこの君!
記念すべき第一回で取り上げる人物、ヘンリー・メインワーリングが経験した職業はなんと・・・
・弁護士
・兵士
・船乗り
・海賊
・海賊狩り
・作家
・政治家
・王に認められる5港の監督
という驚愕の経歴を持つ人物だ!
楽しいことをやっていれば次の道が見つかるとはよく聞きます。
でもどうやったら海賊という大犯罪者から王に認められる男にまで成り上がることができたのか。
それをこれからひも解いていこうと思います。
では、第一回ガキが憧れそうな実在人物のはじまりはじまり〜!!
海賊ヘンリー・メインワーリングとは
・1586年〜1653年(67歳没)
・イギリスの海賊で国力を超える軍事力
・富・名声・力の全てを手に入れた伝説の海賊
10秒でわかるメインワーリング
時代遅れの天才
短期間で海賊艦隊を率いる
国王から海賊をやめる説得
海賊狩りになった元大海賊
提督そして秘密の暴露
時代遅れの天才
メインワーリングは生まれる時代が遅かったと言います。
もしももう50年早く大航海時代の真ん中に生まれていればキャプテンドレークやレイリーに並ぶ実力者だったでしょう。
オックスフォードの学校を15歳で学士号をとって弁護士、兵士、船乗りを経験したのち海賊になることを決めます。
かなりの好奇心と頭が良かったのでしょう。
短期間で海賊艦隊を率いる
小型船と少ない仲間から始めた海賊でしたが、メインワーリングは仲間に『スペイン船だけを徹底的に狙う』という戦略を宣言します。
宣言通りスペイン船だけを襲いまくって、短期間の間に奪った船と仲間で大艦隊が出来上がるのでした。当時の新聞コロニアル・ステートでは彼の悪名が話題になります。
もちろんスペインからは指名手配を喰らいます。
しかし逆にその報道から彼の艦隊に入りたいという志願者が集まり、一気に800人もの船員や他の一流の海賊を仲間に加えます。
国王から海賊をやめる説得
海上においてメインワーリングはまさに最強!
実際にスペイン軍と戦争になりますがわずか3隻の船で圧勝。
スペイン国王が脅しをかけますが全く耳を貸さず、さらには莫大な財産と地位を与えるという提案をも無視しました。
スペイン国王はイギリスの平和主義のジェームズ国王に、『海賊を止めなければ戦争を仕掛ける』と脅しをかけます。
ジェームズはメインワーリングに海賊をやめるように話しかけると、なんと意外なことにメインワーリングはあっさりと海賊艦隊を解散させるのです。
海賊狩りになった元大海賊
海賊を辞めたメインワーリングは、海賊に関しての知識はたくさんあるので政府に協力して海賊狩りに転身します。
海賊船に捕まった市民を解放したりとその功績は著しく、国王もメインワーリングを直下に仕えさせるほど信頼しました。
しかしメインワーリングは地位を得たことによる退屈な日常と、海賊が増えたことに関して悲しくなっていました。
提督そして秘密の暴露
メインワーリングは海賊から国を守るために5つの主要な港の砦を改修してそこの監督代理となります。
海賊は処刑するのではなく、いい技術を持ってるから働かせるほうがいいと主張していたようですね。
さらに仕事と並行して『海賊の起源とその制圧について』という48枚からなる原稿を書き記しました。
この本で海賊の実態を暴露して、海賊の習慣や歴史を大きく世の中に伝えて海賊退治に大きく貢献したのだとか。
まとめ
第一回ガキが憧れそうな実在人物ヘンリー・メインワーリングはいかがだったでしょうか?
好奇心旺盛でいろんな職業に手を出すふらふらしたやつかと思えば、海賊なのに自分の国の船は一隻も襲わないその信念が人々の尊敬を集めるのかなと思います。
ガキというよりも男ならこんな生き方に憧れるでしょう。
進む道を迷っているのであればメインワーリングを調べてみると何か発見があるかもしれませんね。
それではこの企画の第二回目に登場させる人物が決まり次第またまた更新していきたいと思います。
それでは今日も最後まで読んでくれて本当にありがとうございます!
村上