shouichiです。
今回は前回伝えていた、絞りの続編ということで
デジタルカメラ特有の「ボケ」を
自在に操る方法をお話ししていきますね!
このやり方が分かれば、
撮りたい被写体を自由自在に主役へと
目立たせることができるようになります。
今日は僕の被写体をご紹介します!
ブタちゃん(眼鏡置き)です!
絞り=光の量ってことで前回話してましたので、
この絞りを調整することでなにが変わるのか?
絞りは穴の面積を変化するだけでなく
写真にも大きな変化を起こさせます!
それは「ボケ」の量を変化させること!
実際に写真をみてください!
後ろの背景に注目してください。
F5.6値で撮影 (シャッタースピード(Sで表記)1/640)
F8値で撮影(S 1/400)
F10値で撮影 (S1/200)
F14値で撮影 (S1/100)
F20値で撮影(S1/50)
だんだん背景がくっきりしてきたでしょ?
そして最後に、F32値で撮影(S1/20)
背景が完全にくっきりしました〜〜
こんな感じです。
F値が高くなればなるほど、背景がくっきりし、
F値が低ければ背景がボケやすくなる、
と覚えてください。
ですので、
あなたが背景をボカした写真が撮りたいのであれば、
F値を低くする必要があるし、背景もクッキリとさせたければ
F値を上げればその通りになります。
ただその時に重要になってくるのが、F値の加減時に光の量を調節する。
「シャッタースピード」で適正露出が決まってきます。
F値が低いと背景はボケるが、
光の量が一気に集まるため、光を取り込む時間を
少なくしないと、光が多く集まりすぎて、
露出オーバー(白飛び)してしまいます。
シャッタースピードが速すぎると、
光が足りずに「暗く」仕上がってしまうんです。
ただ最初の頃は、
どの基準でシャッタースピードを
変えるのか?
適正露出にするかが分からないよね??
そんな方の為に、素晴らしいモード機能があります!!
それは
「Aモード」もしくは「Avモード」です
Nikon製品であればモードを変えて「A」に設定
Canon製品であれば「Av」にダイアルを合わせて設定。
(Nikon、Canon製品以外のカメラでも類の機能はあります)
そうすると液晶パネルからでも、
ファインダー(目を当てる部分)越しからでも、
設定をしたF値の数値を確認することができます
この機能の素晴らしいところが
F値を設定すると、赤丸で囲ってるシャッタースピードが
自動的に変化をするんです!
「ワオ!スゴイネ!コレッ!」
これであなたも
写真をボカすことができます!
そして余談ですが、
先ほどはNikonの標準レンズ[焦点距離18-55mm]
で撮影をしましたが、
望遠レンズ[焦点距離70-300mm]で撮影をすると・・・
望遠レンズ300mm
F5.6 (S1/640)
こっちが
標準レンズ(55mm)
F5.6値で撮影 (S1/640)
同じF5.6のF値でも背景のボケ具合が違うでしょ?
レンズを変えて撮影をすると,
背景のボケ具合も変わってくるんですよ〜!
レンズの違いでも背景のボケも,
大きく変わってきますのでまた別の記事で
レンズの種類も話していきます♪
一つ覚えて欲しいことがあります。
絞り値は「レンズによってF値は変わる」
ことを覚えておいてください。
レンズの種類は、
「標準レンズ」
「望遠レンズ」
「マクロレンズ」
「単焦点」
など数多くありますが、
レンズそれぞれで、F値も焦点距離も変わってきます。
今のカメラ設定モードを、
オートモードで撮影しているのであれば、
オートはもう辞めましょう!
まずは
あなたが持っているレンズで
Avモードで早速バシバシとってみてください!
失敗することも増えますが、
最初は多く失敗してください。
失敗の数だけ理想の写真を思った通りに
撮影することが可能になりますよ♪
今日はここまでです
バシバシぼかしていきましょう!
次回はシャッタースピードについて話していきます
それではまた!